香港 アジア 旅と食事のススメと投資の記録

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EVバッテリー交換のビジネスは成立するのか?奥動新能源(Aulton New Energy)、Ample、BetterPlace、SBエナジー、Uber、日産関連記事の備忘録

昨年(2020年)7月、ソフトバンクグループの子会社、自然エネルギー事業を行うSBエナジーが出資・戦略的協力契約を締結した奥動新能源(Aulton New Energy)。

本日は、EVバッテリー交換サービスビジネスについての備忘録。

gotohongkong.hatenablog.com

日本経済新聞(2020年7月31日):SBエナジー、中国Aultonへ出資・戦略的協力契約を締結

SBエナジー、中国Aultonへ出資・戦略的協力契約を締結: 日本経済新聞

 

この先、世界は順調に電気自動車の世の中になっていくのか、何かしらの事情により広まらずに終わるのか、未来のことはワタクシにはわかりませんが、目下注目の業界であることは間違いないわけで、関連ニュースを見ない日はない。

と、いうことで、自分が電気自動車に乗る場面をイメージしてみると、

「はっ??充電? かっーメンドクサイなぁ〜」と毒づく残念な自分の姿しか思い描けない。携帯電話の充電だってメンドー極まりないのに、車に充電……考えるだけでも疲れるわ。寝ている間にできるからとか、スイッチ入れるだけだよとか、そういうことではないのですわね。多分、ワタクシは「自分で充電するというアクション」そのものに苦痛を感じるのだと思う。スイッチ入れた瞬間に爆発とかしそうだし……と恐ろしく感じるのは香港に長く住んでいる故でございましょうか。

だからAultonのような、EVバッテリー交換サービス事業はとても気になる。いいじゃん、いいじゃん。車運転していって、シャーっと入れて、3分くらいでバッテリー交換してくれるなんて、いいじゃん、いいじゃん!

昨年、SBエナジーが戦略的協力契約を締結したAulton(奥動新能源、Aulton New Energy)香港市場に上場していないのかしら?と思ったけど、上場企業ではなくTracxn(2021年4月更新)によるとCompany stageはSeries A

Aulton New Energy | Tracxn

EVバッテリー交換事業、中国以外ではどんな企業があるのだろうと気になっていたけれど、TracxnのAultonのページによると世界には現在の所35社ほどありそう。

 

「EVバッテリー交換サービス事業」という概念そのものが新しいものかというとそうでもないらしく、早く始めすぎてしまって失敗してしまったBetter Placeという企業もかつてあったのですね。今回、Ampleになってビジネス復活。

TechCrunch(2021年3月27日):1000億円超を調達しながら失敗に終わったEVのバッテリー交換ビジネスを復活させるAmple

1000億円超を調達しながら失敗に終わったEVのバッテリー交換ビジネスを復活させるAmple | TechCrunch Japan

Ampleのオフィシャルサイトはこちら。

Homepage | Ample

第3者の記事などによると、日産やUberなどと関係が深いらしい。

TechCrunch(2020年9月9日):2040年の完全ゼロエミッションを約束するUberが車両の電動化に850億円を投入

2040年の完全ゼロエミッションを約束するUberが車両の電動化に850億円を投入 | TechCrunch Japan

 

何だか、よくわからないけれど、EVバッテリー交換事業というのは、今問題になっている様々なことを解決してくれそうで、とても良いのではなかろうか……??とワタクシのように安易に考えてしまう方は、是非こちらもNewsPicksもご覧下さいね。

https://newspicks.com/news/5718934/

記事そのものは、先程リンクしたTechCrunchの記事なのですが、NewsPicksのこちらではPickerの方々の意見がとても充実していて「なぜ、EVバッテリー交換サービスのビジネスは成立させるのが難しいのか」という疑問に対し参考になるコメントが多いので、自分自身の超前のめりの逸る気持ちを、一旦落ち着かせることができることと思います。

1000億円超を調達しながら失敗に終わったEVのバッテリー交換ビジネスを復活させるAmple

 

NewsPicks (2021年3月21日):こちらもPickerの方々の意見がとても参考になりました。

中国版「テスラ」の知られざる正体…自動車業界「大異変」で日本メーカーは大ピンチへ!

元の記事はこちら。

講談社(2021年3月21日):中国版「テスラ」の知られざる正体…自動車業界「大異変」で日本メーカーは大ピンチへ!

中国版「テスラ」の知られざる正体…自動車業界「大異変」で日本メーカーは大ピンチへ!(藤井 保文) | マネー現代 | 講談社(1/8)

 

世界の常識、日々の日常を変えてゆこうということは、大仕事でございますね。

ところで、NIOの香港上場プランはどこへ行ったのでしょうか。

 日経新聞(2021年3月10日):<米国>NIOなど中国EV3社が急騰、香港上場の観測報道で

<米国>NIOなど中国EV3社が急騰、香港上場の観測報道で: 日本経済新聞

 hket(2021年3月29日):【電動車IPO】蔚來、小鵬傳已遞交上市申請、理想汽車尚未遞表 合共集資390億元(第三版)

【電動車IPO】蔚來、小鵬傳已遞交上市申請、理想汽車尚未遞表 合共集資390億元(第三版) - 香港經濟日報 - 即時新聞頻道 - 即市財經 - 新股IPO - D210329

 

NIOの香港IPO申請関連のニュース、英語ではこの辺り。

AAstock(2021年3月30日):Nio, XPeng Purportedly File for HK Secondary Listing

www.aastocks.com

 

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