香港 アジア 旅と食事のススメと投資の記録

メインブログ「香港、食、旅、仕事と時々日本」から「旅と食」「投資の記録」をスピンオフ。日々の出来事の備忘録。香港から発信中。

香港IPO: 譚仔雲南米線、譚仔三哥米線。香港で知らない人はいない米線チェーン店を運営「譚仔國際」IPO。親会社、丸亀製麺のトリドール(TYO:3397)トリドールの広東語表記は「東利多」

香港IPO,久しぶりに賑わっております。

譚仔國際のIPO

香港在住であれば知らぬ人はいない米線チェーン店を展開。2017年に日本企業「トリドール」が買収。「丸亀製麺」や「肉のヤマキ商店」のあのトリドール

譚仔 上市」で検索してみると多くの記事で賑わっているので、その注目度も高いのだと思います。

 

旧正月開けから気になるIPO案件はそれなりにあったにはあったのですよね。

しかしっ!

百度(Baidu)、嗶哩嗶哩(Bilibili)、汽車之家(Autohome)など気になる企業はどれもアメリカで上場済ということで香港市場は今ひとつ盛り上がらず。と、いうより、アメリカで上場してるし、まぁ、触れない方が良いんじゃないでしょうか……という雰囲気の中で行われた感じで、私自身も参加せず。

AAStock(2021年4月20日)午前11時頃の資料、貼っておきます。

f:id:hongkonghongkong:20210420121211p:plain

AAstock IPO関連の最新情報はこちらから確認できます。

新股頻道 IPO - IPO主頁

 

そんな今ひとつパッとしない香港のIPOですが、今回久しぶりに話題となっているのが「譚仔國際」のIPO申請。

譚仔はもともと車仔麺式麻辣米線の「譚仔雲南米線」から始まったのですが、香港の有名店あるある物語の例に漏れずお家騒動の末、トリドールが買収「世の中色々あるけれど、まぁ、それぞれ仲良くやっていきなさいよ」という感じで各ブランドともそのまま運営、現在に至っていますね。

 

譚仔米線といえば「譚仔雲南米線」「譚仔三哥米線」「三哥」「六哥」など似たような名前が度々登場し、地元香港ヤンですらその区別がアヤフヤになるくらい絡まっておりますが、その辺のこんがらがった事情の説明はここではバッサリ端折り、お店の様子を知るにはやはり日本語表記のトリドール関連のサイトや記事がわかりやすいでしょうか。

トリドールホールディングのブランドサイト

譚仔雲南米線 / 譚仔三哥米線 | 株式会社トリドールホールディングス

香港ポスト(2018年4月12日):譚仔米線の買収で注目を浴びる

譚仔米線の買収で注目浴びる – 香港ポスト | 香港日本語新聞

 

譚仔國際(Tamjai International)のオフィシャルサイト:

https://tamjai-intl.com/

譚仔雲南米線のオフィシャルサイト:

https://tamjaimixian.com/

譚仔三哥米線のオフィシャルサイト

譚仔三哥 

 

それでも「譚仔雲南米線」「譚仔三哥米線」の違いを知っておきたいという方はこちらがわかりやすい。

晴報(2021年4月19日):【譚仔上市】關鍵數據投資價值 話你知譚仔同三哥有乜分別?

【譚仔上市】關鍵數據投資價值 話你知譚仔同三哥有乜分別? - 晴報 - 健康財富 - 穩錢搵錢 - D210419

 

トリドールのIRニュースで関連ニュースが発表されていたのでリンクしておきます。

トリドールIRニュース(2021年4月16日):香港孫会社による香港証券取引所への上場申請に関するお知らせ

https://pdf.irpocket.com/C3397/CzAL/GZjs/XtmV.pdf

こちらのお知らせを読んでビックリ!これだけのチエーン店だものとっくの昔に中国本土には進出済みだろうと思っていたら、意外や意外、つい最近中国に進出したのですね。最近どころか今年の4月ですって!先々週の出来事かっ!やはり中国本土は本場だし、専門店も多くあるしで難しかったのかしら?

それとも、あれ?香港でIPO申請だ、その前にチャチャッと中国本土に実績少し作っとけっ!!って感じでオープンしたのかしら?

 

日経新聞(2021年4月16日):トリドールHD、香港で人気の米粉麺のヌードル業態「譚仔雲南米線」が中国本土に2店舗オープン

トリドールHD、香港で人気の米粉麺のヌードル業態「譚仔雲南米線」が中国本土に2店舗オープン :日本経済新聞

ちょっ!日経新聞さん!!「米粉麺」でなくて「米線」よっ!!「米粉麺」とかいて「米粉(コメコ)の麺」という意味にしたかったのかしら? 香港では「米粉」と「米線」は麺の種類としては似て非なるもの。

日経新聞さんにはこちらの記事をお贈りしたいと思います。

米線與米粉的區別 原文網址:https://kknews.cc/food/96obpy5.html

 

FISCO(2021年4月16日):トリドール大幅続伸、孫会社が香港取引所に上場申請

トリドール---大幅続伸、孫会社が香港取引所に上場申請 | 企業情報FISCO

トリドールの株価と企業情報はこちら

3397 トリドールホールディングス | 企業情報FISCO

 

トリドールの広東語表記は「東利多」

トリドールと譚仔の関係を根掘り葉掘り知りたい方は「東利多 譚仔」などで検索すると地場香港の記事が比較的ヒットします。

 

2017年のトリドールによる買収関連の記事はこの辺り。

NNA(2017年12月4日):トリドール、香港の麺チェーン店を再び買収

トリドール、香港の麺チェーン店を再び買収 - NNA ASIA・香港・食品・飲料

 

流通ニュース(2017年5月15日):トリドールHD/香港のスパイシー麺チェーンを買収

トリドールHD/香港のスパイシー麺チェーンを買収 | 流通ニュース

流通ニュース(2017年12月1日):トリドール/香港のヌードルチェーンを100%子会社化、現地シェア70%に

トリドール/香港のヌードルチェーンを100%子会社化、現地シェア70%に | 流通ニュース

 

今回久しぶりに香港で話題になっているIPO、譚仔國際。

実際のお店の様子や料理の内容を知りたい方は、香港情報ブログを覗いてみるといいと思います。譚仔雲南米線、譚仔三哥米線とも香港在住日本人の方や旅行者の皆さまなどもよく利用するようなので香港関連のブログ、主婦の方が運営しているブログにも度々登場しているのではないかと思います。

私自身は2,3度お邪魔したかしら?お味はね「ああ、なるほど、リピーターが増えやすいあの味系ね」といったタイプのお味でございました。(←個人的な感想です)如何せん、アルコール類のないこういうタイプのお店は個人的にあまり利用する機会がないので、このブログ内に譚仔の食レポは残念ながら多分ゴザイマセヌ。

 

これだけ話題になっている「譚仔國際」のIPOですが、では私が申し込むかと言ったら、う〜ん、それはどうかな。香港ベースの飲食が株価を上げていくのはとても難しいように思うかな。IPO自体は盛り上がるとは思うけど、もう少し情報収集をしてから改めて検討したいと思っています。

 

譚仔國際に関する香港の地場情報をもっと知りたいなと思う方は「譚仔 上市」「東利多 譚仔」などで検索してみると、広東語の地場情報が色々ヒットするので調べてみて下さいね。

 

お時間がありましたら母屋ブログ「香港、食、旅、仕事と時々日本」にもお立ち寄り下さいませ。

 

***免責事項***

このブログは投資の助言や勧誘などを目的とするものではなく内容の正確性や安全性をなどを保証するものではありません。当ブログの情報で被ったいかなる損害に関しても一切責任を負いかねます。投資は損失を出すこともありますので自己責任、自己判断でお願いいたします。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

EVバッテリー交換サービスの奥動(Aulton)出資はSBエナジー。気になるのはボルボ、吉利汽車、DeepGreen Metals Inc、The Metals Company(海底鉱物資源採掘)と藻類バイオマス

EVの世界。全く触れてこなかった世界。

世界はEVの未来に注目しているし、いつまでも「知らない、わからない、興味ない」とばかりも言っていられないのでEVのことを知ってみようと思うのだけれど、そう考えるたびに、2019年の台風15号で被災地となり2週間の停電地区となった南房総のことが頭をよぎる。

記事内にはリンク切れのものも多くありますが、当時の様子をそのまま貼っておきます。

hongkonghongkong.hatenablog.com

産経新聞(2019年9月22日):千葉台風2週間 停電・断水「もう限界」

www.sankei.com

 

 

さて、EV。日本語では「電気自動車」と呼ぶらしい。

EVバッテリー交換サービス「奥動」(Aulton)と出資のSBエナジー

NHKニュース(2021年4月15日):もう充電しません!?EVの”要”めぐる潮流(前編)

ビジネス特集 もう充電しません!? EVの“要”めぐる潮流(前編) | NHKニュース

最速20秒でバッテリーごと交換する。この技術を開発したのは「奥動」(奥动新能源汽车科技有限公司、Aulton New Energy Automotive Techonology)という会社で日本ではSBエナジーが出資しているらしい。

SBエナジー(2020年7月31日):Aultonへの出資および戦略的契約の締結について

Aultonへの出資および戦略的協力契約の締結について | ニュース | SBエナジー

日経新聞(2020年7月31日):SBエナジー、中国Aultonへ出資・戦略的協力契約を締結

SBエナジー、中国Aultonへ出資・戦略的協力契約を締結: 日本経済新聞

 

奥动新能源汽车科技有限公司(Aulton New Energy Automotive Technology Co., Ltd)オフィシャルサイト:

https://www.aulton.com/aulton.html

 

ボルボと吉利

東洋経済オンライン(2021年3月30日):

ボルボが2030年全車EV化に挑戦できる納得の訳 小回りのよさや吉利との関係強化を活かす

ボルボが2030年全車EV化に挑戦できる納得の訳 | 電動化 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

車に疎い私でもVolvoの名前は知っているくらいだから、とても大きな規模の車の会社かと漠然と思っていたけれど、東洋経済オンラインの記事によると量産自動車メーカーとしては小規模らしい。

SUBARUよりも少ない世界販売台数

その1つは小規模なメーカーであるが故に「あれもこれも……」ではなく「経営資源の集中」で競争力をつけるという判断だろう。参考までにボルボの2020年の世界新車販売台数は66万1713台と、主要な量産自動車メーカーの中では下から数えたほうが早く、日本車メーカーで最も小ぶりなSUBARU(スバル)の約100万台よりも少ない。

東洋経済オンライン(2021年3月30日)

 

そうだったのか。全然知らなかった。マーケティング力、凄いな。

スウェーデン の会社だってことも知らなかった。我ながら恥ずかしすぎる。

ボルボ初のEV専用モデル「C40 Recharge

日本市場ファーストエディションは100台限定だそう。

Volvo C40 Recharge 日本語サイトはこちら↓↓↓

C40 Recharge - ピュア・エレクトリック・クロスオーバー | ボルボ・カー・ジャパン

 

gotohongkong.hatenablog.com

 

 EVsmartブログ

自分の知識や興味が追いつかず、車やEV関連の記事というのはこれまであまり読んだことがありませんでしたが、今回、こちらの記事を興味深く拝見しました。

EVsmartブログ(2021年3月7日):ボルボが2030年までに電気自動車だけのブランドになると発表〜日本では画期的サブスク販売で新型車導入も

ボルボが2030年までに電気自動車だけのブランドになると発表〜日本では画期的サブスク販売で新型車導入も | EVsmartブログ

EVsmartブログの皆さま、わかりやすい記事をありがとうございました!

記事の中でも、ボルボが発表したデータによる新車販売数に対するEVの比率、ノルウェースウェーデンの差が興味深かった。ノルウェー67%、スウェーデン19%。私のような素人考えではこの両国は似たような数字となりそうな気がしないでもないけれど、現在のところでは全く異なる数字なのですね。国策に大きな違いがあるのかしら?

 

EV関連といえば中国株・アメリカ株界隈では話題になっているのに、普段自分は触れてこなかった。でも今日、少し調べてみようかなと思うきっかけとなったのはこちらの番組。

The Agenda with Stephen Cole

CGTN(2021年4月18日):Electric cars: Charging ahead

英語放送ですが、興味がある方はご覧になってみて下さいね。

DeepGreen Metals IncとThe Metals Company

さて、私がこの番組で一番気になったパートは実はVolvoではなくて19:04〜

DeepGreen Metals Inc.のMr. Gerarad Barron

DeepGreen Metalsという会社の名前もBarronさんご自身のお見かけも、一瞬「んっ??Greenpeaceのご親戚かしら?」どこかの活動家?と頭をよぎったけど、全然違った。すみません、ホント。

こちらの動画、19:04くらいからがDeepGreenのBarron氏。

海底鉱物資源採掘企業。

DeepGreen Metals Inc.のオフィシャルサイトはこちら:

EV Battery Metals Derived from Polymetallic Nodules | DeepGreen

現在は、トンガ、ナウルキリバスからライセンスを取得し事業をしているよう。

地上から鉱物資源を採掘するのと、海底から採掘するのと、どちらが地球にとってよりよい方法なのかという部分に関してはここでは特に触れませんが、EV事業を考えるにあたり、常に頭の片隅に置いておくべき箇所なのだよな……と常々思っております。何かいい方法は無いものでしょうか。

DeepGreen関連、その他の記事など

金属資源情報JOGMEC(2020年7月27日):ナウル・トンガ・キリバス:加DeepGreen社、海底のマンガン団塊採掘は、陸地における鉱物資源採掘と比較して環境影響がはるかに小さいと主張

ナウル・トンガ・キリバス:加DeepGreen社、海底のマンガン団塊採掘は、陸地における鉱物資源採掘と比較して環境影響がはるかに小さいと主張|JOGMEC金属資源情報

 

MINING TECHNOLOGY(2021年3月7日):Battery metals firm DeepGreen signs deal to merge with SOAC

Canadian battery metals firm DeepGreen Metals has agreed to m

Canadian battery metals firm DeepGreen Metals has agreed to merge with special purpose acquisition company Sustainable Opportunities Acquisition Corporation (SOAC) to go public.

 

Upon the completion of the deal, the combined entity will be renamed as ‘TMC the metals company’ and will operate as The Metals Company. Additionally, The Metals Company will be publicly traded company with a listing expected to be on either the New York Stock Exchange (NYSE) or Nasdaq.

 

新ネーム:The Metals Companyのサイトはこちら

The Metals Company - Sourcing critical battery metals for Electric Vehicles

 

Pacific Peoples' Partnership (2020年9月20日):

Deep-Sea Mining in Tonga, Nauru and Kiribati.

Deep-Sea Mining in Tonga, Nauru and Kiribati.

 

 藻類バイオマスって何だろう

先程、リンクを貼ったEVsmartブログ、こちらの記事のコメント欄、編集長の寄本氏のコメントの中に

「エネルギーやモビリティは多様化していいし、内燃機関にしてもいつまでも化石燃料ばかりを燃やすとは限らず、たとえば、個人的に光合成有機物から炭化水素(≒石油)を生み出す藻類バイオマスにはすごく期待していて」

 という、一文がありました。

ボルボが2030年までに電気自動車だけのブランドになると発表〜日本では画期的サブスク販売で新型車導入も | EVsmartブログ

「藻類バイオマス」って何だろう?

藻類ってあの藻?

そこいらの海に生息している、あの「藻」?

と、思って検索してみたら頭の中でイメージした茶色のあの「藻」ではなくて、どちらかというと青島周辺で大量発生してよくニュースになっている緑色のあっちの「藻」に似ているようだけど、どうなんだろう。今度またもう少し調べてみたいと思います。

 

世界には色々な事業があるものですね。

 

***免責事項***

このブログは投資の助言や勧誘などを目的とするものではなく内容の正確性や安全性をなどを保証するものではありません。当ブログの情報で被ったいかなる損害に関しても一切責任を負いかねます。投資は損失を出すこともありますので自己責任、自己判断でお願いいたします。

 

お時間がありましたら母屋ブログ「香港、食、旅、仕事と時々日本」にもお立ち寄り下さいませ。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

TYO: 7532、PPIH (パン・パシフィックインターナショナル) ドン・キホーテ、香港のDon Dong Donkiの売上が凄まじい。香港の銅鑼湾店舗7月の売上は10億円!というのだから驚きだわよ!

TYO: 7532, PPIH ( パン・パシフィックインターナショナル)率いるドン・キホーテの東南アジア仕様の新業態「Don Don Donki」

香港のDon Don Donkiオフィシャルサイトはこちら

 

楽天証券、2021年4月16日現在のチャートはこんな感じのようです。

f:id:hongkonghongkong:20210416161951p:plain

詳細を確認したい方はこちら↓↓から確認できます。

パン・パシフィック・インターナ(7532) 株価 | マーケット情報 | 楽天証券

 

 

ダイヤモンド・チェーンストア(2021年2月21日):

ドン・キホーテ」のPPIH、営業利益予想を上方修正、6.1%増の800億円に

「ドン・キホーテ」のPPIH、営業利益予想を上方修正、6.1%増の800億円に _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】

訪日外国人の激減から日本の「ドン・キホーテ」は若干苦戦中のようですが、香港のDon Don Donkiの盛り上がり方といったら、凄まじいものがありましてですね。

 

hk01(2021年4月15日):

DONKI兩年開8間 一分店單月近8000萬營業額 本地薑九年削55分店

www.hk01.com

この2年間で香港店舗は8店舗となったDon Don Donki。

極速擴充背後,當然有強勁的營業額支持。據日本總公司的業務發展計劃, DONKI的將軍澳Monterey Place分店,去年12月營業額達5.9181億日圓(約4,225萬港元)。 此外,去年7月份單月計,銅鑼灣名珠城店的營業額更高達10.8802億日圓(約7,765萬港元);荃灣海之戀商場分店的營業額8.602億日圓(約6,138萬港元);尖沙咀美麗華廣場分店的營業額為5.7989億日圓(約4,139萬港元)。相比台灣唯一分店西門店,半月營業額2.51億日圓(1,790萬港元 ),香港表現明顯跑贏。

 

2020年11月にオープンした將軍澳(Tseung Kwan O)のMonterey Place店舗、2020年12月の売上は約HK$42,550,000-(約JPY596,000,000-、約6億円)。

他店舗の過去の売上を遡りいくつか揚げてみると、

銅鑼湾(Causeway Bayのパールシティー)店舗2020年7月の売上

約HK$77,650,000-(約JPY1,088,000,000-) 10億円!

荃灣(Tsuen Wan)のOP Mall店舗2020年7月の売上

約HK$61,380,000- (約JPY862,000,000)8.6億円!

6億円とか、8億円とか、10億円とか、香港全店の売上合計ではなく各店舗のひと月の売上だというのだから恐ろしい。

 

参考までにPPIHの財務グラフをリンクしておきます。

連結業績(財務グラフ)|PPIH(旧ドンキホーテHD)

PPIH ひと目でわかる決算(2021年6月期第2四半期決算)

https://ppih.co.jp/ir/hitomedewakaru/pdf/2021/01.pdf

こちらの「ひと目でわかる決算」の資料には「免税売上高蒸発と連結子会社2社除外のマイナスを、好調な郊外大型店及び海外事業でカバー!」とありますが、はい、おっしゃる通り香港事業は大いに貢献しているでしょう。コメントに偽りなし、多分。

 

先程リンクした01HKの広東語記事によると2024年6月までに24店舗にする計画というのですから、その勢いはまだまだ続きそう。香港での上場を目指しているのかしら?今や世界一家賃の高い地区の1つとなった香港ではそのコスト高から各企業とも縮小や撤退が続いているもの、今だったらドンキ側が声を上げればランドロード側はどんな条件でもOKだしそう。

 

日頃、次々と新店舗を開店させる小売店の動きを見るたびに「いくら香港ヤンが買い物好きだと言っても超コスト高、人口800万人弱の香港でこれだけ開店させたらビジネスも難しくなるんじゃないかしら?」と心配になっていましたが、海外事業の数字を見ていると、本部としては確かに「それ行け〜!どんどん行け〜!場所を探せぇ〜!どんどん開け〜!」と、大号令掛けたくなるだろうな。

 

初めてのドンキ。ドンキデビューの様子はこちら。

hongkonghongkong.hatenablog.com

でも24店舗は多すぎだと思うのよ。

10店舗くらいでいいのではないかと、そう思います。

 

hongkonghongkong.hatenablog.com

 

お時間がありましたら母屋ブログ「香港、食、旅、仕事と時々日本」にもお立ち寄り下さいませ。

 

***免責事項***

このブログは投資の助言や勧誘などを目的とするものではなく内容の正確性や安全性をなどを保証するものではありません。当ブログの情報で被ったいかなる損害に関しても一切責任を負いかねます。投資は損失を出すこともありますので自己責任、自己判断でお願いいたします。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

EH(EHang、億航智能、亿航智能、イーハン・ホールディングス)、明日2021年4月16日、決算発表予定

「株というのは恐ろしいものなのだ」ということを忘れることがないようWatch Listに入れている企業。EH(EHang、億航智能、亿航智能、イーハン・ホールディングス)) - 香港 アジア 旅と食事のススメと投資の記録

 

久しぶりに億航智能(EH、イーハン、EHang, イーハン・ホールディングス)のお話。

EH, イーハン関連の過去のお話はこの辺り。

gotohongkong.hatenablog.com

gotohongkong.hatenablog.com

gotohongkong.hatenablog.com

2月21日に投稿して以来、触れていなかったかな。

EHは保有していないけれど、2021年2月16日の大暴落で私自身が受けた思考的衝撃というか、精神的衝撃というか、心のザワザワ感というのは凄まじいものがあったので、その後も気になり時々株価を確認している。

 

明日の決算を前に効率よく情報を収集しておきたいという方にはこちらのサイトがとても参考になったので、是非、ご覧になってみて下さいね。

USストックス.jp

【EH】イーハン・ホールディングスの最新ニュースと直近のTwitterまとめ

管理人さんが趣味の為に運営されているサイトとのことですが、いはやは、EHに関する情報のみならず、学ぶべきことが多くあるサイトで、私も後でじっくり改めて他のページにもお邪魔してみようと思います。

USストックス.jp編集部OMOTOさん、ありがとうございます!

EH, イーハン(億航智能)に関しては昨年末の高騰から前回の大暴落前後には日本語記事もそこそこあったのですが、それ以降に関しては日本語発信というものはあまりなかったように記憶していますので、こうして英文発信などもまとめていただいているととても助かりますね。

 

昨日、2021年4月13日、EHang Holdings Ltd - ADR

 

f:id:hongkonghongkong:20210415122204p:plain

これ↑↑、EHの株価を検索した時に一番最初にでたきたチャートで、リンク先を記載しようと思ったけど、実際、ワタクシは何を見ているのかわからなかったのですが、これ、何だろう。グーグルさんが提供してくださっているページってこと?相変わらずヘンテコなとこで躓いてゴメンナサイね。

 

ってことで、わかりやすくYafoo finance、2021年4月15日の図、貼っておきます。

f:id:hongkonghongkong:20210415123420p:plain

イーハン・ホールディングス【EH】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

 

日本でもイーハンの空とぶ車(EH216)を購入した団体があるということで、その後のニュースも気になっています。

倉敷経済新聞(2020年12月28日):

倉敷・水島に「空飛ぶクルマ」 次世代産業の可能性に挑戦

https://kurashiki.keizai.biz/headline/1077/

購入した団体は岡山のMASCという研究会のよう

MASC 岡山県倉敷市水島地域への航空宇宙産業クラスタの実現に向けた研究会 |

 

EHang、(EH, 億航智能、亿航)のオフィシャルサイト

亿航智能 EHang | 城市空中交通自动驾驶飞行器创新者

 

イーハン関連の気になる世界のニュースなど

騰訊(2021年4月2日):好消息!鄂州梧桐湖新区引进深圳亿航智能无人驾驶项目

好消息!鄂州梧桐湖新区引进深圳亿航智能无人驾驶项目_腾讯新闻

 

eVOTL(2021年3月23日):

Q&A: EHANG AND GIANCARLO ZEMA DESIGN GROUP TO DEVELOP ECO-SUSTAINABLE VERTIPORT, FIRST ONE COULD BE BUILT IN ITALY

Q&A: EHang and Giancarlo Zema Design Group to develop eco-sustainable vertiport, first one could be built in Italy - eVTOL Insights

 

イーハン関連、中国ではどのように取り上げられているのだろうと気になっていたけれど、なかなかこれといった記事が見当たらない。

百度で検索したらいいのかしら?とやってみると、なるほど、こちらの方がはやりニュースがでてくるのですね。百度での検索結果はこちらから確認できます。

亿航智能_百度搜索

百度资讯搜索_亿航

 

gotohongkong.hatenablog.com

 

明日は多くの方がツイッター内で取り上げて下さると思いますので、そちらを少し覗きたいと思います。

 

お時間がありましたら母屋ブログ「香港、食、旅、仕事と時々日本」にもお立ち寄り下さいませ。

 

***免責事項***

このブログは投資の助言や勧誘などを目的とするものではなく内容の正確性や安全性をなどを保証するものではありません。当ブログの情報で被ったいかなる損害に関しても一切責任を負いかねます。投資は損失を出すこともありますので自己責任、自己判断でお願いいたします。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

カーボングラファイトって何だろう。carbon graphite、碳石墨、石墨、黒鉛

カーボングラファイトって何だろう。

最近「カーボングラファイト」という単語に出会って気になっている。

「カーボングラファイト」関連業界の未来って、明るいの?明るくないの?

そもそも「カーボングラファイト」というものが何なのか想像すら出来ないので、その業界の未来が明るいのかどうか分かるはずもない。

と、いうことで、色々検索してみようと試みるものの、まず検索すべきキーワード自体が思い浮かばない。

そんな中、詳しそうなサイトを忘れない内に。

 

黒鉛(カーボングラファイト)製品の加工、製造、販売を行っている大阪の株式会社レイホー製作所のサイトでの説明が詳しそう。

1.炭素と黒鉛の違い~カーボンとグラファイトの違い |

未来の炭素のお話もありました。

7.未来の炭素ってどんなの?(ニューカーボン・ファインカーボン) |

 

神奈川のこちら、綜合カーボン株式会社のサイト、よくあるご質問も簡潔にまとまっていてとても読みやすかった。

よくあるご質問 | 綜合カーボン株式会社

 

今まで触れたことがなかった言葉だけれど、自分が名前を知らなかっただけで、カーボングラファイトを使った物というのは日常生活中に溢れていて、きっと世の中になくてはならないものなのですね。関連企業もたくさんありそう。

IPROS「黒鉛」

黒鉛 - 企業7社の製品とランキング - IPROS

 

カーボンと聞くと、その響きだけで何となく環境問題とガチ衝突しそうなイメージしか頭に浮かばないし、炭関連と聞くと何だか汚れた空気を吸収してくれるようなイメージしか浮かばないしと、我ながら情けないし恥ずかしいしでどうしようもないけれど、実際のところ、業界としてはどうなのかしら?

 

金属資源情報JOGMEC、鉱種:グラファイト

ニュース・フラッシュ|JOGMEC金属資源情報

 

ネット内の英語レポートをサクッと覗いてみると、大体どのレポートもリチウムイオン電池関連でグラファイトの市場は大きく伸びるだろうという見方が多そう。

Graphite Markets | International Graphite

 

と、いうことは資源としてのグラファイトの市場そのものは大きく伸びるけれども、グラファイトの加工、商品製造、販売のみをしている企業というのは、加工力はあるだろうけどこの先「仕入れ力」と「製品の企画と販売力」によってその企業の未来は大きく変わるという、そういう流れになるのでしょうか。

 

 

もう少し、目を通しておきたい記事があるけれど、消化しきれないのでこの辺で。

 

MIRU(2021年4月1日):阪和興業、電池チームと新事業開発部を新設

MIRU - 阪和興業、電池チームと新事業開発部を新設

 

金属資源情報(2020年4月24日):

モザンビーク:Balamaグラファイト鉱山、中国需要減に伴う販売実績低下

モザンビーク:Balamaグラファイト鉱山、中国需要減に伴う販売実績低下|JOGMEC金属資源情報

 

Graphene Info、Graphite maining companies

Graphite mining companies | Graphene-Info

 

引き続き、気に留めていきたいと思います。

 

お時間がありましたら母屋ブログ「香港、食、旅、仕事と時々日本」にもお立ち寄り下さいませ。 

ブログランキング・にほんブログ村へ