中国株、香港株の投資家の皆さま、
息していらっしゃいますかっ??
ホント、このところ、特にこの2,3日は散々な日々でしたので、周辺の皆さまを気にかけお互いに息しているか確認しつつ生活しないとですね。
アプリを開いては閉じ、開いては閉じ……今日はアプリを開かないぞ!と心に誓ったその次の瞬間にはまた開き、はぁ〜とため息……香港中がそんな雰囲気でございます。
上下左右どこをどう見回しても赤い数字が並ぶ中、ウォッチリストの中で唯一緑色で目立っていたのは日清食品でございまして、昨日の日清の緑色はそれはそれは輝いていらっしゃいました。
あんなに日清の緑色が一際目立っていたのに写真を撮らなかったのよね、残念。折角なので現在の関連ページ、貼っておきます。
HKG : 1475 日清食品(Nisshin Foods Co Ltd)
https://stock360.hkej.com/quotePlus/1475
香港で日清食品といえば長期目線でみれば安全株という空気があった中、このところそれこそ重い空気が比較的長く続いていたしホルダーの方はやっと一息……という感じであったのではと想像しますが、どうだったでしょうか。今日はまた下がってそれでこじゃないわよっ!ってお叱りの声も聞こえてきそうではありますが。
ところで、HKG : 1475 日清食品(Nisshin Foods Co Ltd)、昨日気になったのはこちらのニュース。
いつもの香港株、中国株の心強い情報サイト二季報WEBから。
真ん中辺り、色が少し薄くなっているタイトル2箇所。
日清食品、21年1-3月期決算は6%減益(速報)とある。
ほっ??減益??
そうなのっ??巣ごもり需要で爆上がりではないのですか?
ニュースで見る限り、香港政府の強制検査隔離時のお食事パックにも出前一丁使われていたし、コロナ禍で世界中大変な状況の中、日清食品って順調に業績伸ばしているんだろうなぁ〜と思っていたので少しビックリ。減益の主な理由ってなんだったのかしら?原料の高騰とか??と思いつつ記事タイトルをクリック。
二季報WEB(2021年5月11日):日清食品、21年1-3月期決算は6%減益(速報)
ですよねぇ〜、そうですよね〜、有料会員限定記事ですよね〜。
そりゃそうだ。
ニュース > 一覧 中国株投資情報なら【中国株投資情報サイト 二季報WEB】
ローカル紙を確認してみたところ、その減益の理由はワタクシにとってはとても意外なものだったのですが、このトピックに関してはローカル紙も有料記事にしている媒体が多かったし、二季報WEBでも会員限定記事になっていたので、ここに記載するのは今日は止めておこうと思います。
気になる方は二季報WEBさんの会員記事をご覧になってみて下さいね。ワタクシは会員手続きをしていないのでこの記事自体は確認することはできませんが、おそらくその理由が記載されているのではないかと思います。
ニュース > 一覧 中国株投資情報なら【中国株投資情報サイト 二季報WEB】
それにしても、うぅ〜ん。
そう言われればそうなのかしら……
なんとなくモヤモヤ、モヤモヤ。
香港の食品小売の環境は特にこの2年、急激に変化しているからそうなのかもしれないけど、うぅ〜ん、うぅ〜ん……
あっっ!!
いや、待て、そうか。。。
小売の環境の変化というのもあるけれど日清の商品の場合は日常的に茶餐廳(チャーチャンテン、香港のローカル食堂的食事処)でも使われているからそちらの影響の方が大きかったのかも。
そんなこんなで気になるHKG : 1475 日清食品(Nisshin Foods Co Ltd)
21年1-3月期決算は6%減益ではあったものの、同じ日の別のニュース
二季報WEB(2021年5月11日):日清食品、新型生産ライン導入へ 1億9400万HKドル投資
この「新型生産ライン導入へ」のニュースからトントントンと上がっていったというそういう感じだったでしょうか。
日清食品、日本の方はどうなんだろうと覗いてみると、まぁ、ビックリ!
日清食品グループ、IRオフィシャルサイト:IR | 日清食品グループ
IRニュース:
決算関連(2021年5月11日):2021年3月期 決算発表:PDF資料
このPDFファイルのP.3の冒頭に「②明星食品」とある。
明星食品って日清のブランドになっていたのですね。全然知らなかった。当時、香港で報道あったかしら?このニュース。
bizSPA!フレッシュ(2018年6月14日):「チャルメラ」「一平ちゃん」の明星食品が日清食品に買収されたワケ
「チャルメラ」「一平ちゃん」の明星食品が日清食品に買収されたワケ | bizSPA!フレッシュ
そして香港のカゴメは日清香港……そうだったのか、これも知らなかったな。
流通ニュース(2018年4月23日):日清食品、カゴメ/合弁会社設立、香港・マカオ事業拡大
日清食品、カゴメ/合弁会社設立、香港・マカオ事業拡大 | 流通ニュース
ところで、全くの偶然ではあるのですが、先日、香港で日清のこんな商品を買いました。香港で数店舗展開中のタイショップで各HK$20弱くらいだったかな。
上の青い袋がライムポーク味。
下の緑はグリーンチリポーク味。Leng Sabb Flavourというらしい。
http://www.nissinthailand.com/en/product_detail_newproduct.html
コレがね、この緑色の袋のLeng Sabb Flavourのこれが、辛いのよ。
辛いなんてもんじゃない!
口から火を吹くような辛さではなくて、爽やかな辛さではあるのですが、
体温がね、2,3度上がるわよっ!!
韓国系の辛さとは全く異なる、酸っぱ辛系、とでも言いましょうか。
酸っぱさと辛さが強く交わると、この急激な体温上昇に繋がるのかしら?
麺はね、チキンラーメンを思い出させる麺。チキンラーメンそのものの記憶があやふやだから同系かどうか定かではありませんが、このLeng Sabb Flavourの麺も鍋を使わずに蓋をしただけで食すことが可能なつくりなので似ているのかも。袋を開けた時の匂いがとてもジャンクな香りなのですが、お鍋で作っているうちに軽減して食べる時にはそれほど嫌な感じはしなかったような。
とにかく今まで食べたことのある「辛いインスタントラーメン」というものとは異なるタイプの辛いインスタントラーメンだと思うので、興味のある方は是非食べてみて下さいましね。香港ではタイショップの他、大手オンラインショップなどでも購入できるみたい。
香港に住み始めた日本の方が、日本との違いに驚くことの上位に「出前一丁の立ち位置」があるとおもうのですが凄いわよね。香港の出前一丁に関する感想は多くの方が発信されていると思うので特にここでは触れませんが、それはそれは凄まじい。(←もう少し語彙力が欲しいわよね)
それは確かに凄まじいものなのですが、日清食品ってもちろん出前一丁だけではないわけで。香港市内にもマイカップヌードルファクトリー的なものができたようですが
袋麺が絶大な支持を受ける香港市場、住む人々も国際色豊かな香港市場、折角だもの、世界中のNISSHINの袋麺を購入できるNISSHIN袋麺店舗なるものを香港に1つ作っていただけたらとても楽しい場所になるだろうなと思うのですが、日清本家さんにはそのご予定、ないのかしら?
今回ね、思ったんですよね、タイショップをゆっくり歩きながら日清のタイの商品を見ていて、ああ、こんなのもあるのか、楽しいなって。インスタントラーメンに特別な情熱を注ぐタイプではないワタクシでも、見たことない商品ばかりが並ぶそれらを眺めるのは純粋にとても楽しかったし、たまにはこんなの食べてみようかなって気持ちにもなれたのよね。実際に購入してしまったし。
香港にはハラルフードを必要としている人々も多いから、インドネシアの日清が作っているハラル商品、香港で購入できるようになったら喜ぶ人も多くいそう。
Nissin Foods Indonesia | Mie Instan Praktis Dari Jepang
大きな組織だと、そういう動き、難しいのかな。
國を越え、国籍や宗教を越え、多くの人が笑顔になるイメージが比較的具体的に想像できる商品を沢山お持ちであるゆえ、そうした店舗がないのは少し残念というか、もったいないというか。
ということで、本日、サクッと投稿と思っていたのに思いの他長くなってしまいました。ネットの状況も本日は一際よろしくないので、この辺で。
お時間がありましたら母屋ブログ「香港、食、旅、仕事と時々日本」にもお立ち寄り下さいませ。
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